がん検診・特定健診・健康診断を受けられる方へ
まえだクリニックでは、皆様の健康維持・病気予防のために、各種健康診断を行っております。
いつまでも健康な毎日を送り続けるためには、年1回、きちんと健康診断を受けることが大事です。
ご自身の身体がどんな状態なのか、気づかないうちに異変が起こっていないか確認するために、是非、当院の健康診断をご活用ください。
食事・飲食
前日
前日の夕食は21時までにお済ませください。
できるだけ軽いものを食べるようにしましょう。
また、健診前日の飲酒はお控えください。
当日
健康診断の6時間前から絶食でお願いします。
適量であれば、お水やお茶は飲んでいただいてもかまいません。
当日の服装
- 着脱しやすい服装でお越しください
- ワンピースは避けてください
- 貴金属類は付けずにお越しください
- 金属やプラスチックの入った下着は避けてください
当院が対応するがん検診
早期発見・早期治療をできるように当院では、がん検診を実施しています。
和歌山市在住の方は下記で受診する事が可能です。
肺がん検診
料金(40~69歳) 1,000円
料金(70歳以上) 500円
対象年齢・検査項目
- 40歳以上
- 問診、診察
- 胸部エックス線直接撮影
胃がん検診
料金(50~69歳) 3,000円
料金(70歳以上) 1,500円
対象年齢・検査項目
- 50歳以上の偶数年齢の方(前年度見受診の奇数年齢の方も可)
- 問診、診察
- 胃内視鏡検査(胃カメラ)もしくは、胃部エックス線直接撮影(バリウム検査)
※選択制可能ですが、生検(胃細胞を採取する検査)を行った場合、保険診療扱いとなり別途費用がかかります。
大腸がん検診
料金(40~69歳) 1,000円
料金(70歳以上) 500円
対象年齢・検査項目
- 40歳以上
- 問診、診察
- 便潜血検査
肝炎ウイルス検査
料金(40~69歳) 1,000円
料金(70歳以上) 500円
対象年齢・検査項目
- 40歳以上でこれまでに肝炎ウイルス検査を受けていない方
※特定健康診査と同時実施 - 問診、診察
- 血液検査(B型およびC型肝炎ウイルス検査)
当院が対応する特定健診と健康診断
特定健診(40歳以上の方)
特定健診では、生活習慣病の前段階である、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目して、早期に治療できるように「特定健診」を実施しています。
料金 無料(和歌山市の国民健康保険加入者の方)
和歌山市の国民健康保険加入者の40~74歳の皆様は、『受診券』と『保険証』を持参いただきますと、無料で検査を受けることができます。
詳しくは、和歌山市国保年金課へお問合せ下さい。
電話:073-435-1215
料金 605円(協会けんぽ加入者の方)
協会けんぽに加入の40歳以上の被扶養者の皆様は窓口自己負担605円で受けられます。
詳しくは、全国健康保険協会 和歌山市部へお問い合わせください。
電話:073-435-0224
検査項目
- 問診・測定(身長・体重・視力・聴力・血圧の測定、腹囲)
- 血液検査(脂質・血糖(※1・肝機能・痛風・貧血など)
- 心電図検査
- 尿検査(尿糖、尿蛋白)
- 身体
- 血圧測定
※1:平成25年4月1日からHbA1cの表記が従来のJDS値からNGSP値に変わりました。これまでのものから、およそ0.4パーセント高くなります。
特定健康診断(40歳未満の方)
料金10,000円(税込)
対象者:40歳未満の方
検査項目
- 問診・測定(身長・体重・視力・聴力・血圧の測定、腹囲)
- 血液検査(脂質・血糖(※1・肝機能・痛風・貧血など)
- 心電図検査
- 尿検査(尿糖、尿蛋白)
- 身体
- 血圧測定
※1:平成25年4月1日からHbA1cの表記が従来のJDS値からNGSP値に変わりました。これまでのものから、およそ0.4パーセント高くなります。
定期健康診断(コースA、B、C)
検査項目 | コースA | コースB | コースC |
---|---|---|---|
身体測定(身長・体重・BMI・腹囲) | 〇 | 〇 | 〇 |
視力・聴力検査 | 〇 | 〇 | 〇 |
基礎血圧測定 | 〇 | 〇 | 〇 |
胸部X線検査 | 〇 | 〇 | 〇 |
血液検査(※1 | 〇 | 〇 | ― |
尿検査(※2 | 〇 | 〇 | 〇 |
心電図検査 | 〇 | ― | ― |
料金 | 10,000円(税込) | 8,000円(税込) | 6,000円(税込) |
※1 血液検査<貧血チェック:赤血球・ヘモグロビン>、<肝機能チェック:GOT、GPT、γ―GTP>、<脂質チェック:中性脂肪、HDL-コレステロール、LDLコレステロール>、血糖測定
※2 尿検査(蛋白・尿糖)
企業検診・雇用時健康診断(雇入れ、入職後)
料金10,000円(税込)
検査項目
検査項目は、定期健康診断コースの項目に準じて行います。
あらかじめお申し出ください。
健診結果の証明書が複数枚必要な場合は、別途費用が必要となります。
事前のお問合せください。
健康診断の注意事項
- 健康診断前日の夕食は、21時までにお済ませください。また、飲酒はお控えください
- 健康診断当日は、健診6時間前から絶食となります。適量であれば飲水はかまいません
- 服用中のお薬がある方は、事前にお伝えください
- 常用しているお薬がある場合、自己判断で休薬せず、医師の指示に従うようにしてください
自費検査(オプション)費用一覧
内容 | 費用(税込) |
---|---|
視力検査 | 600円(税込) |
聴力検査 | 1,300円(税込) |
胸部X線検査 | 3,000円(税込) |
心電図検査 | 2,500円(税込) |
胃カメラ検査(胃内視鏡検査):スクリーニングのみ | 18,000円(税込) |
腹部エコー(腹部超音波検査) | 6,000円(税込) |
甲状腺または乳腺超音波検査 | 3,500円(税込) |
簡易色覚検査 | 800円(税込) |
尿・便・その他の検査
内容 | 費用(税込) |
---|---|
尿検査 | 400円(税込) |
便潜血反応(2回法) | 1,100円(税込) |
採血検査
内容 | 費用(税込) |
---|---|
貧血チェック(赤血球数・ヘモグロビン) | 500円(税込) |
肝機能チェック(GOT、GPT、γ-GTP) | 600円(税込) |
脂質チェック(中性脂肪・HDL-コレステロール、LDLコレステロール) | 600円(税込) |
腎機能チェック(尿酸・クレアチニン・BUN) | 1,600円(税込) |
ヘモグロビンA1c | 1,000円(税込) |
ヘリコバクター・ピロリ抗体価検査 | 1,000円(税込) |
甲状腺機能検査(TSH、FT3、FT4) | 4,500円(税込) |
血液型 | 2,700円(税込) |
結核菌特異的検査 T-スポット | 9,500円(税込) |
腫瘍マーカー
内容 | 費用(税込) |
---|---|
PSA(腫瘍マーカー) | 1,600円(税込) |
CEA(腫瘍マーカー) | 1,500円(税込) |
CA19-9(腫瘍マーカー) | 1,600円(税込) |
SCC(腫瘍マーカー) | 1,500円(税込) |
AFP(腫瘍マーカー) | 1,500円(税込) |
CYFRA(シフラ:腫瘍マーカー) | 3,500円(税込) |
抗体検査
内容 | 費用(税込) |
---|---|
抗体検査 麻しんIgG | 2,500円(税込) |
抗体検査 風しんIgG | 2,500円(税込) |
抗体検査 おたふくかぜ(ムンプス)IgG | 2,500円(税込) |
抗体検査 水痘・帯状疱疹IgG | 2,500円(税込) |
B型肝炎抗原(HBsAg) | 1,500円(税込) |
B型肝炎抗体(HBsAb) | 1,500円(税込) |
B型肝炎抗体価測定 | 3,500円(税込) |
C型肝炎抗体(HCVAb) | 1,600円(税込) |
種々の健康診断に対応します。お気軽にご相談ください。
予防接種について
感染症の予防・重症化を防ぐために受けるのが、予防接種です。
各感染症に応じたワクチンを接種することで、免疫を作り、病気にかかりにくくします。
また、感染した場合でも重症化が防げるようになります。
ただし、稀に発熱や発疹などの副反応が起こる場合があります。
感染症ってなに?
感染症とは、ウイルスや細菌に感染することで起こる病気のことで、感染するウイルス・細菌の種類によって現れる症状が異なります。
意外と知らない!ウイルスと細菌の違い
ウイルス
大きさ | 20~100nm |
---|---|
増殖 | 生物の体内に入り込み、細胞内で増殖 |
構造 | 細胞がなく、核酸(DNAやRNA)とそれを囲む殻のみで構成されている |
抗生物質の効果 | なし |
細菌
大きさ | 1~5μm |
---|---|
増殖 | 自ら増殖可能 |
構造 | 細胞がある |
抗生物質の効果 | 抗生物質が効果をおよぼす細菌が存在する |
当院が対応する予防接種
成人肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌とは肺炎を引き起こす細菌で、肺炎の一番の原因となっています。
これを予防するために受けるのが成人肺炎球菌ワクチンの接種で、65歳以上から接種でき、65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳となる方(および101歳以上の方)が対象となります。
インフルエンザワクチン
2024年のインフルエンザワクチンの詳細は、また改めて告知を予定しています。
インフルエンザは毎年流行するタイプが異なるため、毎年のワクチン接種が推奨されています。
ワクチン接種により100%インフルエンザが防げるわけではありませんが、重症化が防げるようになります。
合併症を引き起こしやすいご高齢の方や、基礎疾患をお持ちの方にワクチン接種をおすすめします。
インフルエンザワクチンいつまでに受けるべき?
成人の方のインフルエンザのワクチン接種は原則1回で、毎年のインフルエンザの流行時期の前、遅くとも12月中旬までにワクチン接種するようにしましょう。
インフルエンザワクチン費用
内容 | 費用(税込) |
---|---|
インフルエンザワクチン | 3,000円/1回(税込) 7歳から13歳未満は2回接種が推奨されています。 費用は3,000円/回×2回(税込) |
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹とは
水ぼうそうと同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス」を原因として起こる病気です。
水痘・帯状疱疹ウイルスへの初感染時には水ぼうそうを発症しますが、その後水ぼうそうが治ってからもウイルスが体内に潜伏し、加齢、疲労、ストレスなどで免疫力が低下したときに、帯状疱疹として発症します。身体の左右どちらかに、痛みを伴う赤い斑点、水膨れが帯状に現れます。悪化すると、眠れないほど強く痛みます。また、帯状疱疹後神経痛、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などを合併することがあります。
50歳以上の方は積極的に帯状疱疹ワクチンの予防接種を受けましょう !
発症率は50歳以上で増加し、50代、60代、70代と加齢に伴って増加します。また、帯状疱疹後神経痛への移行リスクも加齢とともに高くなります。水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫力を高めて、帯状疱疹の発症を予防することができます。帯状疱疹を予防する効果が高く50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8%の発症予防効果が認められています。また従来型より発症予防効果が9年間は持続すると報告されています。また帯状疱疹を発症したとしても軽症ですみ、帯状疱疹後神経痛などの後遺症の予防にもつながるといわれています。
帯状疱疹を発症すると、何年も痛みが残ることがあります(帯状疱疹後神経痛)。日常生活への支障も大きくなりますので、お身体のお元気なうちに、ワクチンを接種しておくことをおすすめします。年齢を重ねて免疫力が低下してからでは、接種ができないこともあります。
帯状疱疹ワクチンについて
ワクチンを接種することで、帯状疱疹の発症率を下げ、重症化を防ぎ、帯状疱疹後神経痛(PNH)を予防する効果があります。
帯状疱疹ワクチンの種類
帯状疱疹ワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンがあります。
生ワクチン
生ワクチンは発症予防効果が約50%程度で帯状疱疹後神経痛(PNH)の発生を3分の1に抑えます。
接種後の予防期間:5年程度
接種回数 :1回
不活化ワクチン(シングリックス®)
不活化ワクチン(シングリックス®)は2020年に認可されたワクチン、発症予防効果は50歳以上の人で97.2%で70歳以上でも89.8%です。
また、帯状疱疹後神経痛(PNH)予防効果は88%と高い効果があります。このように不活化ワクチン(シングリックス®)が生ワクチンを上回ります。
接種後の予防期間:9年以上
接種回数 :2回
帯状疱疹ワクチン費用・副作用
帯状疱疹ワクチンの副作用は生ワクチン・不活化ワクチンどちらも注射部分に腫脹や痛みが存在しますが、どちらかというと不活化ワクチンの方が強いと言われています。
3-7日でおさまると言われています。
ワクチンの種類 | 接種回数 | 費用 | 対象の方 |
---|---|---|---|
生ワクチン | 1回 | 8,000円(税込) | 50歳以上 |
不活化 ワクチン (シングリックス®) |
2回 | 20,000円(税込)/回×2回 | 50歳以上 |
コロナウイルスワクチン
まえだクリニックでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種を行っています。
2価ワクチンのみ対応していますので、接種対象者は3回目以降の方のみ対応可能です。
【接種曜日と時間】
・金曜日 11:00~11:30、18:00~18:30
・土曜日 11:00~11:30
※1バイアル6人用のため、日程調整をお願いする事があります。
※当院では、新型コロナウイルス抗原検査は実施可能ですが、PCR検査は実施していません。
その他、接種方法や詳細については和歌山県のホームページをご覧ください。
麻疹・風疹ワクチン
麻疹は、麻疹ウイルスへの感染を原因として発症します。免疫のない人が感染するとほぼ100%発症に至ります。
主に、咳、発熱などの症状を伴います。
風疹は、特に大人がかかったときに重症化のリスクが高くなります。子どもの場合は、ほとんどのケースにおいて数日で治ります。
麻疹・風疹ワクチンは定期接種で受けられます。1回目を生後12月から24月未満、2回目を小学校就学前の1年間に接種します。
B型肝炎ワクチン
B型肝炎の原因となるB型肝炎ウイルスに対するワクチンです。
B型肝炎を発症すると、慢性胃炎、肝硬変、肝がんなどのリスクが上昇します。
定期接種で受けられます。生後2カ月~9カ月のあいだに27日以上をあけて2回を接種し、その後第1回目の接種から139日以上をあけて3回目を接種します。
※1歳になると、定期接種の対象外となってしまいます。ご注意ください。(任意接種でも対応します)
予防接種費用一覧
内容 | 費用(税込) |
---|---|
B型肝炎ワクチン | 6,500円(税込) |
A型肝炎ワクチン |
8,000円(税込) |
水痘・帯状疱疹ワクチン |
8,000円(税込) |
帯状疱疹ワクチン |
生ワクチン/1回 8,000円(税込) 不活化ワクチン(シングリックス®) 20,000円/回×2回(税込) |
MR(麻しん・風しん混合)ワクチン |
10,000円(税込) |
肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス) |
8,000円(税込) |
肺炎球菌ワクチン(プレベナー) |
11,000(税込) |
インフルエンザワクチン | 3,000円/1回(税込) 7歳から13歳未満は2回接種が推奨されています。 費用は3,000円/回×2回(税込) |
※ワクチン接種1回あたりの料金です。
※価格は時期によって予告なく変動することがあります。
※ワクチン接種は、事前にご予約頂きますようお願いします。
※留学の際に必要な予防接種証明書作成など5,000円~発生します。詳細はお問合せください。